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マルチドメイン化したWordPressに、サイトをひとつ追加する
やっと本題と申しますか。テスト環境に、新しいサイト(とは言っても、ランディングページとして4ページ程度ですが)を構築できる状態になりました。
以下、やってみたメリットとデメリットです。
マルチドメイン化で正解!ポイント
- 元となるWordPressのインストールが不要
- プラグインのインストールが不要
- 元となるサイトの登録ユーザーを引っ張ってこれる(あくまでもコーポレートサイトレベルのユーザー数の場合)
- 共通で使えるプラグインの場合、設定が不要
- WordPressを複数いれる容量が不要
- データベースが1つで複数のサイトに対応
マルチドメイン化でここが困ったよ!ポイント
- 同じテンプレートを使おうとすると危険が大きい(ような気がする)
- パン屑リンクが微妙になる。プラグインにもよるけれど、ルートをトップとしたいか、サブサイトのトップをベースにしたいかで代わりそう。
- 共通で使うしかないプラグインの場合、何かカスタマイズをしたらすべて同じ状態になってしまう。
考えようによっては、上手くやればラクチンなんですが…。 - マルチドメインに対応していないプラグインがある。
Under Constructionがマルチドメイン対応していないようで使えず、本番に移行後にすぐ公開できるとは限らないサイトだったので困りました。代わりにSimple Maintenance Modeを利用しました。
無料版では、ロゴとコメントを出すぐらいしかできませんが、助かりました~。 - 上記と同じですが、プラグインの設定など、一部きちんと機能しないものがある。(使えてはいるものの、できるはずの設定ができない)
- これら以外にも、認識していない不具合があるような気がする。
マルチドメインで困りそうなこと予測
- WordPressのナレッジが少ない人が別のサイトを構築した場合、共通の設定などきちんと対応できない部分がありそう
- 「やっぱり、ひとつずつ構築しましょう!」となった場合、どうやってデータベース切り分ける?>登録しなおししかないですわな…きっと
- WPを壊したら全てが使えなくなる(何にでもある危険ですけれど)
こういったことも、サブドメインでやっていれば問題ない…ということもあるんでしょうね。。
いずれにせよ「やってみないとわからない」、いつも通りの状態でございました。